歯周病のほとんどは、30代40代で発症する「成人性歯周炎」と言われるタイプです。主な症状は、歯肉の腫れや出血などをはじめ、物を噛んだときの痛みや違和感、歯の動揺、知覚過敏などがあげられます。
特殊なタイプの歯周炎としては、比較的若い年代で発症し急速に悪化する侵襲性歯周炎や、薬剤の服用により症状が増悪する歯肉増殖症、妊娠でホルモンのバランスが崩れた時に起こりやすい妊娠性歯周炎があります。
初期段階のうちに、正しいブラッシングや歯科クリニックでのメンテナンスを受けることで症状は改善されます。しかし、この段階では自覚症状がないことが多く、そのまま放置していると外科手術が必要なほど悪化することもあります。